ー当社に対してどのようなイメージをお持ちでしょうか
1.シャーシ運送会社の大手
どの港においても貴社シャーシが多く見られ、当社RORO船にも多く乗船頂いており、長年にわたり密接な関係を築いてまいりました。特に主要貨物の紙関連、鉄骨関連の輸送についてはプロフェッショナルという印象で、これまで海陸一貫輸送に関する様々なご相談を多くさせて頂きました。
また、輸送中に貨物事故が発生した際には、迅速かつ冷静にご対応いただき、貨物輸送に対し真摯な姿勢を強く感じました。その様な面からも菱中=シャーシ輸送のプロ集団という印象を強く持っております。
2.親近感
当社は日本全国に営業拠点があり転勤が多いのですが、異動する先々で、各地に貴社の営業所があり、その都度貴社の社員の皆様とお付き合いさせていただきました。異動先の現場では、貴社の皆様と様々な貨物や案件について一緒に取り組ませて頂いた実績があり、とても親近感を抱いております。
また運送会社の多くは、企業グループの一部として存在していますが、貴社は独立系として事業運営されており、特異な存在かつ重要なビジネスパートナーだと考えています。
ー当社との仕事で印象に残っている出来事がございますか
東日本大震災の際は、北関東地区を中心に大きな被害を受けました。貴社当社、お互いに大混乱の中、お客様からの輸送ニーズに応えるべく懸命に復旧に努めました。
ー当社に今後期待することはございますか
昨今、温室効果ガスによる地球温暖化の問題、国内労働環境改善の流れからの24年問題等で、トレーラー+RORO船の輸送がモーダルシフトの受け皿として、これまで以上に期待されております。トレーラー輸送のプロとして更なるご活躍期待致します。
ー 当社(菱中)に対してどのようなイメージをお持ちでしょうか?
30年以上前のことですが、私が苫小牧へ異動した際、当社船舶の消席率を高めることが担当業務だったのですが、貴社は乗船台数のボリュームがあり、大きく貢献頂いておりました。また貴社社員の方々も親しみやすく、仕事後に交流を深める機会を度々持ちました。異なる会社でありながら、ともに仕事を進める中で一体感を感じました。
ー 今後当社に期待することはありますか?
人口減少社会を迎え、貨物輸送も減少傾向になると想定しています。
現状維持では先細りとなってしまう為、新たな策を講じる必要があり、
当社だけでは限界があります。北海道から九州まで網羅されている
機動力のある貴社と強固な協力関係を築き、時代の変化に対応した
物流網構築をともに行って参りたいと思います。
ー 弊社スタッフや弊社から依頼する輸送案件について、特に印象に残っているエピソードがあれば教えてください。
数十年前になりますが、当時片荷輸送の比重が多く収益面で苦労をしておりました。貴社のある配車マンが他営業所から苫小牧営業所に着任したタイミングで、複荷の比率向上に熱心に取り組んで頂いた結果、収益改善に繋がり現在の礎を築いて頂いたと感謝しております。
ー 今後も弊社との協力を続けたいと思われる理由は何ですか?
貴社とは1972年8月から協力関係を結んでおり、非常に長い間お世話になっております。日頃より当社輸送会社目線で物事を考えて頂き、運賃を含めた様々な施策を行って頂いております。そして貴社社員の皆さまからはパートナーとして温かく接してもらえていると感じます。貴社の事業発展こそ我々の宿願であり、今後も変わらぬ協力関係を維持し、共に前進して参りたいと思います。
ー当社スタッフや当社から依頼する輸送案件について、特に印象に残っているエピソードがあれば教えてください。
数十年前になりますが、K県Y市~東京港までの橋梁材輸送の際、貴社社員と当社乗務員(6台)及び誘導係(2名)が規格外の品物を夜間輸送にあたり、お互いの経験・知恵を結集させて、輸送を貫徹出来た事、また荷主様に大変喜ばれて感謝の言葉を戴けた事が強く印象に残っております。貴社と当社が一つになって喜び分かち合えた輸送、荷主様に感動と笑顔を提供する事が出来たと思えた案件であり貴社輸送を協力する醍醐味だと感じております
ー 今後も当社との協力を続けたいと思われる理由は何ですか?
東京港拠点とした貴社との輸送協力契約締結から早50年。貴社発展こそが当社の存続・成長に繋がりました。
これからも貴社発展の一翼を担える会社を目指していく事こそが当社の使命であります。また昨今、物流業界においては、所謂2024年問題の観点から乗務員の健康管理強化に伴い、働き方の見直しや労働時間の上限規制等と多くの課題へ対応していくにあたり、今後はモーダルシフト化が加速し、それに伴う人員確保が大きな鍵となっていきます。社会の方向性と貴社が行う事業の下支えをしっかりと出来る様、今後もより一層社内体制の強化へ努めて参ります。
ー当社との取引について、どのような点を評価されていますか
現在注目されているモーダルシフトに、貴社は長年にわたり取り組んできた実績があります。全国に広がる輸送ネットワークを持ち、地域に限定されない柔軟な対応力を高く評価しています。
ー当社との仕事で印象に残っている出来事がございますか
物流2024年問題の影響で、青森から関東向け輸送において長距離トラックの代替案として、トレーラーを用いたフェリー・RORO船輸送の提案をいただきました。海上輸送ルートやリードタイムの詳細な説明など、丁寧でわかりやすい対応が印象的でした。これらの取り組みは、当社の物流効率化に貢献して頂いています。
ー当社に対する印象についてお聞かせください
新たな輸送案件に関して、常にわかりやすく丁寧な説明をいただいています。また、多種や異なるルートの案件に対しても、粘り強い提案と迅速なレスポンスで非常に助かっています。
ー当社に今後期待することはございますか
貴社は多品種にわたる貨物輸送のノウハウをお持ちで、それが当社の新しい仕組みづくりや物流効率化のきっかけとなっています。今後もモーダルシフトに関する専門的なアドバイスを期待しています。